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桜2 中山七里編

 町内とはいえ、田舎は、無駄に広い。
信号も無い道を、町の端から端まで移動すると、車で30分くらいは掛る。
 残念ながら、北海道のようにキモチよく走れる道ではなく、一瞬でも気を抜いたらコースアウトだ。

 春は、色々な行事がある。
今日は、ワンコの狂犬病予防接種の最終日だ。
 町内北部から、あたふたと家へ帰り、ワンコを連れ、今通ってきたばかりの会場へいく。

 この辺りを回っているのは、いつもの病院の獣医さんなので、ついでに足を見て貰った。
「化膿しかかってるから抗生物質が要る」ってんで、また一旦家へ戻り、
 診療時間に合わせて、隣町の病院へ連れていくことにした。

 こんなことなら、無精せず、最初から病院で打って貰えば良かったよ…
好きで花見に行ってるとは言え、行ったりきたりしていたら、くたくたになってしまった。

  


秋の紅葉名高い「中山七里」の山々
ほんのりと緑がかった木々の中、山桜が点々と彩を添える



道路脇には、既に、山吹の花がそよいでいる



 その下には、
ムラサキケマンがひっそりと咲いていた

キケマンと同じく芥子科の植物
有毒だが、ウスバシロチョウの食草だ



断崖絶壁脇を通る国道41号
この辺りはダムから遠いので、渓流の流れもそれなりだ



道路下から伸びる桜が、見頃の枝を掲げて脇を飾る



これは同じ場所を帰りに撮ったもの
この下の辺りに鉄橋があり、鉄オタの撮影ポイントとなっている



隣町 日本五大温泉地の入口
並ぶ桜は、ソメイではなく、小型の彼岸系


 小さな花だが、これはこれで艶やかだ



こうして、河川敷から伸びる枝は、人にとって絶好の見え具合となっている



観光用施設の合掌造りの家が並ぶ脇の、急な坂道を登ると



山の頂上近くに病院が見えてくる(左側の建物) 
どっち側から行っても真ん中辺りで、どっち側も日陰で、冬は非常に難所である

もちろん、冬季には、電話で道の状態を聞いてから行く
パワーの無い車だったら、昇る途中で止まってしまいそうな坂だ



そんな場所だから、温泉街が見下ろせる
一応、市内在住である私には、どうでもいいことだが

左側に見える目立つ建物は、鳴り物入りで出来た会員制の高級ホテル
景気ダウンで、その後に、会員制では無くなったとも聞いたが、
当時そのテのホテルが乱立したので、どのホテルのことかは定かではない


 坂を降りる途中、
民家庭で見かけた枝垂れ桜

 自宅庭にこんな枝垂れ桜があるなんて
実に羨ましい
(でも、この樹の下には、
シルビアを置きたくはないな)

 ちなみに、我が家の畑の桜は、
見頃の大きさになった時、父に切り倒された
 こちらも、
桃と間違うほどに濃いピンクの花

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