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春の女神 ギフチョウ

 あいも変わらず寒い。
ついこの前まで、すっきりした青空が続いていたのはなんだったのか。
 晴れても、曇りの日のように、どんよりしている。
春霞とも違う、単に冬型の天気みたいな。

 明日明後日は地元の祭り、町内がざわつく=出歩くのがウザい
ってんで、仕事は明日にまわして、ちょっと花見にひと回り。

 まるでタナボタのような、ギフチョウとの出会いがあった。


いつもの木蓮
傍へ行くと、ほんわかと香る


 パッと見は白いが、
ところどころに、茶色く焼けた花弁

 やっぱり、寒気の影響が出ている



キケマンソウが、そこらじゅうに咲いている
ムラサキケマンに比べると、かなり大株  株径 40〜50センチになるものも

こんなんでも芥子科  一応、有毒(っても知れているが)


 普通にマメ科に見える

エンゴサクといい、
芥子科って、どんな進化したんだか



付近には、当然のようにスミレも咲いているので、撮っていたら、
隣の株に、ひらりと何かが飛んできた …?



なんとまあ、ギフチョウである!
こうして見ると、羽が完全だから、まだ羽化後間もない個体だ

探しても、中々見つからないというのに、撮れといわんばかりの距離に!
焦りまくりながら1枚ゲト、蝶は、ひらりと飛び去った

 去年も書いたが、ギフチョウの羽化は、とても忙しい
地面で蛹から抜けた成虫は、まだ伸びぬ羽を引きずり、死に物狂いで走る。
アリなどに捉まったら、それが最後と判っているから…

 普通の蝶のように、高所で蛹になるということをしないのは、この蝶が原始的な種であるからだと思う。
そういえば、ウスバシロチョウも同じようなことしてるよな〜
 そんな原始的で、よく、氷河期から生き残ってきたよ。

 進化って、ワケ解らん。
 付近ではキブシが満開 
ここのものは、
花房が短いタイプらしい


 かなりしょぼいが、
ムラサキツツジが咲いていた

 山の中腹辺りには、
遠目にも判るような大株が生えているのだが…



ミヤマカタバミと椿の落花
山の春は、ひそやかに、過ぎていく



畑の菜の花

なんかさ〜?  こんだけ花ばかり撮ってても、
こういう、集団美系の花って、イザとなると、資料用の写真が無くて、愕然とすることしばしば


 ついでにムラサキハナナ

後ろの、草のようなものは、ヒナゲシの苗
コバルトバイオレットが綺麗
「大根花」なんて呼ぶと別モノだが


裏庭のカタクリ満開  ↑は、密集しすぎで、資料にもならん

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