彼岸花 2


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西日に輝く稲とのコントラストがいい




山間部ではあるが、この辺りは、パカーンと開けていて
(岐阜にしては)広大な田畑が広がっている


既に刈られた田もあるが…



のどかな景色の中を、無粋に貫くのは、東海環状線の高架
距離的には、我が家から、一番近いインターだが、有料で遠回りでは意味無し



 一見、派手な鮮紅色だが、この花には、
朝日よりも、夕暮れ時が似合う
 残暑の余韻を味わうキアゲハ

時期的に、もう蜜を吸えるような花は無い
遅く生まれた蝶は、花に顔を突っ込んで、
夢中で吸っていた

蝶に蜜を与えても、彼岸花は実を結ばない
自然界にも、こんな優しい無駄がある



 一昨日、夕方のニュースで、「高山市で彼岸花が見ごろ」と言っていた。
「猛暑の影響で花付きが悪い」とか、「いつもより遅れて開花」とか言われてるようだが、
彼岸花類は、本来、開花率があまり高くないのだそうだ。
  
 言われてみれば、ウチのリコリス(ナツズイセン)も、球根の数より、かなり少ない。
染色体の関係で、種は(ほとんど)出来ないので、分球で増える分には、こんなものかも知れない。
 レアな種で「黒彼岸花」というのがあるらしいが、極めて開花率が低いらしい。
(注 花色で言う「黒」は、濃い赤色を指す)
 
 「彼岸に咲くから彼岸花」
確かにそうなのだが、同じ地区内でも、開花時期にズレがある。
 我が家の彼岸花も、日向のが咲かないのに日陰のものが咲いていたりと、条件がバラバラだ。
一番上の画像の場所も、川岸のは咲いていたが、土手内側は、ほとんど咲いていなかった。
(今年は咲かないのかも知れないが)

 天気予報では、今日は、崩れるはずだったのだが、前線から離れていたのか、なんとか持った。
明日は土曜、出来れば、稲刈り前に見たい。(兼業農家は、土日に掛けて稲刈りすることが多い)
 仕事が入ると出られなくなるしと、重い体を引きずって、無理やり出かけた甲斐は、あったような、無かったような…
 

 野生の彼岸花も、沢山あれば、
それなりに色変わりもある


←キツネノカミソリのような朱色っぽいものや、

サーモンピンクに近い色もあった↓
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