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　厳しい残暑が過ぎ去ると、秋が急激に勢いを増してくる。
急いで出した冬布団が苦にならない。
　秋の虫の声が、長い夜に響く。

　とはいえ、「涼しい」というのは、あくまで相対的なもので、日中は、まだ、生き残りの蝉の声が響いている。
我が家の畑の水桶には、未だに、オタマジャクシのままのアマガエルたちが居る。
　残暑が長引いたため、自然界も、タイミングがずれているようだ。

今は「元　観音堂」となった廃墟を彼岸花が飾る

	散歩道沿いに咲くアキチョウジの花 みたまんま、紫蘇科の地味な花

あちこちに生い茂る朝鮮朝顔の群れ
陽差しが弱くなったせいか、一日中咲いている

	←花と　↑種

	玄関先のセイヨウアサガオ 今更咲いても、もう10月だし

咲き始めかけた頃は午後７時頃しか咲かなかったのに、
今では、午後３時頃から開いている

コルチカム
日ごと、地味な花ばかりになっていく

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