10/23

 久々に、地元の滝周辺をぶらついた。
(足が、さらに痛い〜!)

 今日も鴨は居ない。
恐らく、死に絶えたのだろう。(微妙な気分だ)
 
 ひと気の無い滝は、異様に水音だけが響く。
県道から、ほんの少し入っただけの場所なのに、携帯も圏外(ソフトバンク)
世俗から切り離されたような雰囲気には、恐怖さえ覚える。
 
 冷たく棲んだ水底に、落ち葉が眠っていた。


 小潅木に付く、長さ1センチくらいの橙の実

クコかな?と思ったが、種類不明



アキノキリンソウ


菊科

花穂が淋しいのは、多分、日陰のせい



ツクバネ 
雌雄異株なので、実の生るコレは雌木


 名前の由来は、見たまんま
熟れたら、ひらひらと飛んでいくのだろう

羽の先端から4〜5センチくらいの実長
このテの実としては、結構大型なので目立つ



大文字草の群落があるのだが、



生えているのが、こんな場所(黄○内)なので、これ以上の接近不可
(だからこそ、群落になるまで存在できるのだが)


 ヒヨドリジョウゴ(多分)
 実は、径6〜8ミリくらい


 藪から突き出るサラシナショウマの花穂
花アップ 
 こちらは開花後


 ヤマゼリ(多分)
大型のセリと思って貰えばいい
白い小花は、レース編みのよう

 薄暗く、じめじめした場所には、
正体不明のキノコが生えていた
 以前も見かけた種だが、
コレは、傘が開き暫くすると、黒く溶ける

 縁から黒くなっていく様子は、
まるで、プラかビニールが焼けていくような感

↓は、芽吹いた直後の姿



サルトリイバラ
山帰来(さんきらい)とも言う

壁面から垂れる枝が見事なので、持ち帰ってドライにしようとしたが、
傘の柄を使っても届かず、あがいた挙句、諦めた


 イバラの名が付いているがユリ科

その名のとおり、鋭いトゲがある
丈夫な蔓なので、リースの土台に向いている

 木はちょくちょく見かけるのだが、
実が生っているのは少ないので、
実が生りにくい性質かと思っていたら、
雌雄異株なのだそうだ
帰りに、別の個体を発見!
こちらは持ち帰って乾燥中


 山の入口、足元には、
道を濡らす程度に水が流れている

 サルトリイバラと格闘していたら、
近くで、ガサゴソと音がする
 
 …? 熊とかだったらイヤだな
見回すと、音は、沢蟹だった


 目次へ戻る

 別編「秋の風景1 実編」へ
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送