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モミジ

 中々紅葉が進まなかった「中山七里」だが、このところの寒さで、「一応」程度には色づいたようだ。
うす曇の空、天気は下りもよう。
 こんな日には、景色が川面へ映り込む。
何気なく写真を撮っていたら、向かいの鉄道を二両だけの列車が、ゆっくりと通り過ぎていった。

 モミジの並ぶそこは、国道脇の退避スペース。
車の走行で起きる風に、道路上に、くるくると枯葉が踊る。
 自らが落ちてきた木々への別れを惜しむかのように、飛ばされて、また戻ってを、何度も繰り返す。


 こうして撮っていると、赤色というのは、鮮烈な割りには、意外に暗い色彩なのだと実感する。
天気の悪いことを差し引いても十分に。
 
 黄色い花葉は、晴天時には、激しく色が飛んでしまうものだが。

 すぐ先がダムなので、
この辺りの川は、流れらしい流れが無い

 落ち葉は、流れることを知らず、
縁の淀みに溜まっていく


 同じ紅系でも、黄色が強いトウカエデは、
紅というよりも朱色になるので、
鮮やかさが違う
そうはいっても、
今年は、さらに色づきが悪いんだが



野性味の欠片も無い二頭が、日なが、コタツに集う

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