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中山七里（なかやまひちり）の紅葉

　天気がいいので、ふらりと、隣町の外れまで出かけた。

　この辺りは、一応、中山七里（なかやまひちり←昔の距離単位）という紅葉名所区間だが、
「まあまあ見える」のは、中の数キロでしかない。
僅かに色づいた木々の中、既に落葉した木々もポツポツと…

　この分では、いきなり落葉で終わりパターンかな？

	楓はまだまだ…
道沿いのトウカエデも、 一部が紅くなっていただけ

	休憩所の庭園に植えられたアジサイ 立ち枯れた花がらが、木漏れ日に透けた
色を残したままで、 半ドライ状態の花もチラホラ

山裾の小道（と言っても、体力が無いので、歩いたのは２０ｍほど）
ふと見上げれば、沢山の紅い実が付いたサンキライの大株が…

ううっ、こんな高いとこか…
なんとか届いた一枝を、強引に持ち帰り、乾燥中

サンキライ（茶花での呼び名）
サリトリイバラ

僅かに生える草の中、 小さな白い花が咲いていた。 「こんなの判るかいな」…と思ったら キッコウハグマというらしい 　背丈１０センチほどの頭頂部に、 花径７〜１０ミリほどの花がポツリ 　晩秋の花は、ここまで地味か…

	晩秋の陽差しの中、 裏の畑で舞うシジミチョウ達
ウラナミシジミ　↑　→
	枯れ果てたヒャニニチソウに留まるヤマトシジミ　 　花が無くなれば、この蝶たちの命も尽きる 　どうか、オマエたちの楽園が、 一日でも長く続きますよう… 　目次へ戻る