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 朝夕は寒いが、日中は、春のような陽気となった。
立冬まで間近。 
 少ない花に集う虫たちは、命尽きるまで飛び続ける。
カメムシの飛来シーズンも、峠を越したらしく、滅多に見なくなった。

 「夏が暑い年は、冬も寒い」そうだが、長期予報では、この冬は「平年並み」だそうだ。

 


青い空に、すじ雲が広がる


 二番穂も、黄色く色づいた
気温が低いと、花びらの痛みが少ない

 セイヨウアサガオの花は、
翌日、青色から紫に変わり、
咲き続けている

 



バーベナの隣では、リンドウが盛り

リンドウは、わいせいやほふく性ではなく、倒れているだけ


 最後の頼みの綱、
ツワブキの花に集う虫たち
ベニシジミ
 モンシロチョウ


 ラッキョウの花に留まるウラナミシジミ

小型なうえに、羽の裏側は地味なので、
蝶が驚いて飛び立つまで気付かないくらい

 元々は南方系の蝶らしいが、
この辺りで生きられるほど、
温暖化が進んだということだろうか
羽を開くと、青味を帯びた紫色


 こんな蝶を見ると
「ご苦労様でした」と声を掛けたくなる

 本能のみで生きられる者達は、
命尽きる瞬間まで前向きだ
 シュウメイギクも、それなりに賑わっている



 ベンケイソウの花の上、
久々の食事にありついた蟷螂

 これが、最後の食事となるかも知れない
その体は、既に、ボロボロだ
 ベンケイソウの花



エンジェルストランペットの葉の上、
尽きた命の躯が一つ

夏から咲き続けたこの花も、最初の霜が降れば、一斉に枯れる


 冬の訪れを告げる山茶花の花と、
 小春日和に狂い咲いたミツバツツジ

この季節は、花も、春と間違えやすい

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