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奇妙なモノ(椿の虫えい?)

 私は、基本的に土日は出掛けない主義だ。
例外もある。 急に手が空いたときなどだ。
 そんなわけで、ふらリと出掛けた。(といっても町内だが)

 (花の)当てが外れたので、もう帰ろっかな〜と、複路についた頃、道路際のエゴノキを思い出した。
で、Uターンして、戻ってみれば、エゴノキは、まだ一分咲き。
 何気なく、辺りを見回すと、奇妙なものが目に入った。
 
 何かの実・・・?  でも、椿だろ? 
もしかして、他のつる植物が巻きついているのか?
 にしては、季節が合わない。

 では、やはり椿から生っているということか。
・・・・ありえない! 
 しかし、目の前には現実が!
・・・病気? 

 にしても、なんなの、このデカさは!


↑の写真、左上の方に、去年の実が残っている

←普通の実は、こんなもん



細い枝は、しなだれ、今にも折れそうだ



いや〜・・・ もう、なんと言ったらいいのだろう

見てはいけないものを見てしまったような?



 とりあえず写真を撮り、車のトランクから傘を出し、枝を引っ掛けに掛かった。
一個だけ、無理すれば、手が届きそうなところにあったから・・・
 細い枝から下がる実は、振動に耐えられず、落下してきた。

 うへ〜! キモチ悪い! 病気なら、感染したりしないだろうか?
 感触は、ぶよぶよ


 恐らく、「虫えい」ではないかと思われる。
メシベの子房に虫が卵を産みつけたのが元で、奇形化したものだ。
 有名どころでは、「マタタビの虫えい果は薬効が高い」と珍重されている。
 基部には、明らかに椿の花の痕跡が残る
 一部には穴が開いていて、幼種らしきものが見える
 で、どうせ落ちたんだから、ちょっと中を見てみよう!
車に常備しているカッターで切って見た。
 肉厚だが、脆い感じで、質感は、スポンジを思わせる。

 こんなもの初めて見たが、一般的なものなのだろうか?
カビ類だったら感染しそうでキモいので、撮影後は現場に放置決定。
 気持ち悪いので、車載のペットボトルの水で手を洗った。


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