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タニウツギ

 町内の広報で、茶加工の受付放送が響く。
茶摘みのシーズンがやってきた。
 と言っても、ほとんどが鋏刈りで、加工は委託。
工賃を引くと、お茶代が出ないようなものらしい。
 田舎でも、現代人は不精になるばかりである。(それ以前に、年寄りばかりだし)
 
 去年は、一昨年末の大雪で不作、今年は、萌芽時の寒波で不作のようで、芽の出ていない茶もある。
桜もダメ、茶もダメ・・・それでも、野の花は、逞しく咲く。
 新緑の中、鮮やかな紅色のタニウツギが、少し寒そうに揺れた。


タニウツギ
自然の花にしては綺麗な色だが、水揚げ極悪


 ユキノシタ科

 どうしてこれが、ユキノシタと同属なんだろう?
大体、こっちは木だが、ユキノシタは草だし
 ユキノシタ科は、とんでもなく幅が広い


 本家本元 ユキノシタ

タニウツギとは、似ても似つかん・・・
 花が咲く時期が、一番薬効が高いらしい。
概ね、皮膚系に薬効アリ
ソウハクヒと共に、美白系の化粧品に入っていることが多い。
 ユキノシタは、角質剥離効果で美白するとか?

 先日から、化粧水用に漬け込み準備を始めた


 イワチドリ 小型の日本蘭

我が家の栽培モノ(元は自生だが)
高さ10〜15センチくらい

自生ものは取り尽されて、
ほとんど無いという
(私も、自生ものは見たこと無し)


 栽培モノが、池の傍で自然繁殖したらしい
腐りかけた板から生えている
(蘭科は着生なので、土でなくてもOK)
 明らかに、ここの↑株の方が状態がいい
元々、こういう場所を好む花なのだろう

 ここは、常に、池へ落ちる水飛沫が掛かっている


 同じく日本蘭のセッコク
 洋種の蘭と形態が似ている



クレマチス花盛り
全然雰囲気が違うが、キンポウゲ科


 裏の畑で、こんなに咲いている

隣には白花もあるが、イマイチ勢力が弱い



そろそろピークを過ぎた感の雛罌粟



紅い花が幾重にも重なって
憂いを含んだ雰囲気は、初夏版の彼岸花みたい


「どんだけ咲いてるんだよ?」
と言われそうなので、全体像

ちなみに、半分以上は借地だったりする
(休耕田保全でタダ)

 芥子は、この反対側にも、少し咲いている
ちょっと、個人宅のレベルじゃないかも

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