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ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャの木)

 初夏の瑞々しい緑の中、雪を被ったような白い花、ヒトツバタゴ。
自生地は極めて少なく、九州の一部と、岐阜県周囲に数箇所あるのみだという。
 太古の昔、日本列島が分断された時、散らばった結果かも知れない。

 別名 「ナンジャモンジャの木」
むか〜し、どこぞの殿様が見て、「あれはなんぞや?」
聞かれた方も判らないので、「ナンジャモンジャの木」と答えたとかなんとか。
 まあ、モノの名前なんて、こんなものかも知れない。


細長い花弁
香りらしいものは感じないが、木犀科だそうだ


 木犀などと比べ、花が大きいので目立つ



当然だが、これは植樹されたもの
各地で「保護活動」と銘打たれ、増やされている
(その時点で、もう「自然」じゃないんだが)



桜のトンネルも、青葉茂って


 カマツカ(ワタゲカマツカかも?)
花径 7〜8ミリ
コウゾの雄花

その上部の新枝に雌花が出ている
 エゴノキの蕾

開花は、十日後くらい?



ハルジョオン(ヒメジョオンかも?)の花で吸蜜するキタテハ


 なんだか知らないが、この株たちは蝶に大人気だった。
山裾で、他に花が無いからかな?


 クロアゲハまでやってくるし

アゲハ蝶を見ると、初夏を実感する



川面に張り出したヤブテマリの木


 手の届く花は、もう終わりかけだった


我が家では、オオデマリが盛り

 去年、思い切って、細い本体を刈り、
新芽を伸ばしたら、花付きがいいこと!



花房が大きすぎるのか、今年の花も、下向きになってしまう


 コデマリの花

同じ「鞠」名でも、こちらはバラ科
ヤブテマリとオオデマリはユキノシタ科



河縁にはウツギの花
これもユキノシタ科


 ウツギ

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