5/3 チゴユリ

  この時期の、瑞々しい新緑を「山笑う」という。
刻々と変わっていく緑、陽を透かす若葉が美しい。

 そんな林の、下草に目を凝らせば、そこでも、小さな花が精一杯咲いている。
誰に見せびらかすこともなく、ただひっそりと命を刻む。




チゴユリの花 そのまんまの「ユリ科」

こうして見ると、大きく感じるかもしれないが、


 実際は草丈15センチにも満たない
 垂らした先端の葉陰に、1センチほどの花
 足場が悪く、草丈も低いとくれば、
花の中なんて、拝めるわけもなく、
ちょいと、小枝で持ち上げて見た


 白い小菊、ヨメナの花
園芸植物の「都忘れ」の原種といわれる


ツルシロカネソウ

キンポウゲ科
花径1センチほど

 群れて咲くらしいが、
ここの株は、毎年一株のみ



タニキキョウの群れ

この時期、山裾などに咲く、花径1センチあるかないかの、極小のキキョウ


 花色は、白というべきか、薄〜い紫というべきか

 花弁中央に、紫色のすじがある
草丈5センチにも満たない極小サイズなので、
ただの草にしか見えないだろう


エンジ系のマムシグサ

知らなかったが、マムシグサは、
雄花株と雌花株があるらしい
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