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タムシバ

 

 人の視界というものは、結構、意図的なものらしい。
足元の花ばかりに目が行ってるらしく、山の中腹に咲いてる花には気づかなかった。
 毎日歩いているのに、いつの間に咲いたのだろう?

 毎年咲く、この白い花を、なんの疑問もなく、コブシだと思っていたが、そうではなかったようだ。
数日前、何気なく読んだ新聞記事によると、「コブシの生息域は、谷間の湿地帯など極限られている。飛騨の山に咲く白い花は、大抵タムシバだ。」
 去年も「コブシが咲いた」と書いてしまったが、今更書き直すのもナンだし・・・


 咲いている場所は、険しい山の中腹ばかり
しかも、そこそこに高木ときている

 山登りのうえ、木登りまでまでする根性は無いので、
花確認は、こちらのサイトで宜しく
 ↓
http://momonatu.blog5.fc2.com/blog-entry-884.html


 日当たりのいい場所では、
土筆が群生している

とはいえ、煮付けにするほどは生えてない


ナズナの花も満開



道路際の斜面に、ポツンポツンと咲く黄色い花は、

淡いレモン黄色の花を垂らしたトサミズキ

見たまんま「はなだれ」と呼ぶ人も居るようだ


 タマタマ、頭上にあった花を
下から撮ったもの
(ミニスカで藪漕ぎはキツイわ)

カンザシの飾りのようで、結構可愛い
 同じく、カンザシ系で、初春を競うキブシの花
 花穂の軸が硬いので、ユラユラ感はゼロ
 中には、こんな色合いのものも

キブシ 赤み帯びバージョン

手の届く範囲じゃないので、ピントが甘いのはカンベン
 暗色掛かっているので、あまり目立たない



いつもの場所のレンギョウ 
不作っぽいのは、剪定が強過ぎた?


濁りの無い明るい黄色の花は、よく目立つ

沈丁花、雪柳と並ぶ、初春の代表的な花だ


 出掛けついでに、桜並木を通ると、
 一本当たり数輪が開花
いよいよ、春の宴の始まりだ
 こちらは、ふた回り小型のオカメ桜
小型でも、濃い目のピンクの花が鮮やか


コバイモ サルベージ決行

 愛車は、デートカーのカテ車なのに、園芸用スコップ標準装備である。(他にも、普通でないものが色々装備してある)
出たついでに現場へ寄った。

 軽い気持ちで掘る→根が深い→障害物に当たる→諦めて別の株でトライ→障害物に当たる→諦めて別の株でトライ→なんとか二株ゲト
去年の大雪で倒れた栗の木を、除雪車が押し除けた結果、コバイモ生息地は埋もれかけている。

 綺麗という感ではないが、それなりにまとまったスタイルをしているので、移してみることにした。
我が家は、クマガイソウが増えるような土地なので、裏のカタクリ脇に植えておいた。

  台紙はA3サイズ

実に半分以上が土中、カタクリと同類かい!
芋は極小サイズだし
 実が落ち、花をつけるようになるまで、
どのくらい掛かるんだろう?

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