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アマナ

 昨夜の雨が上ると、物干し竿が、黄砂で汚れていた。
黄砂に霞む空は、すっかり、春の定番となったようだ。

 立ち止まっていた春が、急ぎ足になった。
ぐいぐいと上がる気温、「光の春」は、ようやく「温度の春」へと突入したらしい。
 浅い春は、一気に、爛漫へと向かうだろう。
 


田の畦に自生するアマナ
昨日見たとき蕾だったが、今日の陽射しに開花


 日本産の、チューリップの仲間らしい

「甘菜」というくらいだから、甘みがあるのだろう
昔は、おひたしにできるほど自生していたらしいが、
私は、ここ以外では見たことが無い
 天気の悪い日は閉じているから目立たないし、
開いても地味だし、普通に草と思われているんだろうな
 花弁の外側は暗紫色の縞模様
アマナ 
陽射しのない時の様子


タンポポ

 ポピュラーなこの花も、
今や、外来種に取って代わられようとしているが、
この付近のものは、日本種が主だ

 西洋種は、ガクが反り返るので、判別がつく



ヒメオドリコソウ
手前には、カラスノエンドウが芽を出している


 7分ほど咲いた河津桜(多分)
ソメイヨシノより一回り大きく、濃いピンクが鮮やかだ



近所の巨木蓮
遠めには白く見える花も、近寄ると、霜害で焼け気味だ



こちらは我が家の木蓮
上に比べれば淋しいが、沢山の蕾を付けている
同じ白木蓮でも、ウチの花は一回り小型だ


咲いたばかりなので、シベが閉じている


右側の花は、霜で焼けている
 畑の水仙 
写真左上の株はクリスマスローズ
 陽気に釣られ、カップルになったモンシロチョウ
上が雄 メスは、黄色みを帯びている



知人宅のムラサキハナナ
明るい紫色が、春らしい


 竹薮に自生している
 桃の花も咲き始めた


 日没間際、霞む空に、白い半月が浮かぶ



春の日暮れ 木蓮が宵闇に沈んでいく
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