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彼岸

　昨日までの寒さも、ひと段落ついたようだ。
「暑さ寒さも彼岸まで」とは、よく言ったものである。
　（この地方に）暖房が要らなくなるのは、５月初旬なのだが。

　日陰の水溜りでは、正午を過ぎても、まだ、薄氷が張っている。
霜は、当分続くだろう。
　花びらを出し始めた木蓮が心配だ。

木蓮　
数年前に買った時は、２ドアクーペ車に載せてこられたのだが、
今では、最下層の花に、手が届くかどうかという大きさに

	ミツマタ
花は、ほのかに甘い香りがする

	この暖かさで、ボケの花も開花
裏の畑に勝手に生えるムラサキハナナも咲き始めた
	水仙　　アイスフォーリス 咲き進むと、カップは白っぽくなっていく
咲いた水仙は、まだ７〜８輪くらいか
	カタクリの蕾が、桃色を帯びてきた
道端には、小さなスミレの花が咲く

午後６時半、アナのトイレに出ると、西の空に、折れそうな三日月が浮かんでいた
その横には、一番星が並ぶ

月のすぐ脇にあるように見えた星は、 アップにすると、結構離れていた 目次へ戻る 載せ忘れた２０日へ