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雪と桜

 どんよりした空、時折、雲の切れ間から、薄日が射す。
冷たい北風が、体の芯まで凍えさせる。
異常な低温かと思えば、これで平年並みの気温なのだそうだ。

 雪の舞う中、散歩に出ると、早咲きの桜が咲いていた。
雑貨屋の移転後、伐採されずに残っている、古い品種の「さくらんぼ」の生る桜だ。
 店主は、とうの昔に逝き、奥さんは、数年間、意識不明で生き続けている。
谷沿いに、ポツンと一本残された桜の木は、人知れず、小さな花を咲かせ、小さなさくらんぼを鳥達に与えている。

 昨夜半、アレが捕れた ・・・デカっ! この後、日記にアップ



 普通の桜より、ふた周りも小さい花
 
ほとんどの「さくらんぼの生る桜の花」は、自花の花粉では受粉しない性質「自花不結実性」である
実が生るようにするには、同時期に咲く花粉の多い品種を栽培する



 小さくとも、野生の花は逞しい

この寒気の中、スミレの花が、日ごとに増えていく
 自宅裏のシキミの花


 咲き始めたミツマタは、寒気にとまどっている
 ヒマラヤユキノシタ

一部で、霜焼けを起こしている


近所の木蓮巨木

花びらが、顔を出しているが・・・



寒気は容赦なく、雪のつぶてを投げつける

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