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マンサクの花

 数日振りに、町内を探索に出た。
薄日は射しているが、吹く風が冷たい。

 一見、冬枯れの木々たちも、傍へ寄れば、ほんのり浅黄色を帯びている。
薄緑色に萌える柳の木は、この季節だけの限定色だ。

 午後、散歩に出たら、初蝶に遭遇した。
タテハ蝶2匹と、モンシロチョウ一匹。
 春の精に出会った気分だ。
 初モンシロチョウ



マンサクの花
こうして見れば、花らしいが、


 細い花弁の小さな花は、枝先に芽吹いたばかりの新芽のよう
気の無い人は、見過ごしてしまうことだろう。

 時期的には、今咲いている黄色い花は、コレだけなので
落葉樹の中ならば、割と見つけやすいかも。



しかし、どの木も、手が届かない場所ばかり
崖の途中とか、はるかな頭上とか

目立つような場所に張り出していたら、伐採されてしまうのだが


 アブラチャンの蕾
 日当たりのいい場所のものは、もう開いていた

山吹色のマンサクに対し、こちらは緑がかった黄色



散歩道沿いの梅は、ようやく4分咲きくらい


 足元には、
小さなヒメオドリコソウの花穂
この時期の草丈は、5〜6センチくらい

 花と呼ぶには地味ではあるが、
早春は、どんな花でも嬉しい
 地面に張り付いて(ロゼット状と呼ぶ)冬を越したタンポポも、
葉を立てて、次々と花を咲かせる



我が家のアセビも8分咲きくらいになった


 地味な花だが、このくらい塊って咲けば、
一応、それらしくはなる
 シキミの花も、次々と咲いていく


午後6時頃、気づけば、満月が昇っていた

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