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カラスウリ

 梅雨らしい蒸し暑い日が続いている。
湿気の高い空気が、肌にまつわり付いてくる。
 それでも、雨が降らないだけ、ましなのだろう。

 夕暮れの散歩道、石垣に、烏瓜の花が咲き始めていた。
夜に咲く花は、「いかにも夏」という感がする。


 時期的に遅いが、クマノミズキかな?



白く化粧したマタタビの葉


 花は終わり、実が育ち始めていた。

ちなみに、これらは皆「虫えい果」
マタタビの通常果は、細長い円錐形だ。
 
 メシベに、アブラムシの一種が産卵すると、
こんな瘤の塊のような実になる。
根拠はともかく、こちらの「虫えい果」の方が、
薬効があるとされている。



夕暮れの空に、半月が浮かぶ

この頃の月は、出たと思えば、空を掠めるように早々と隠れてしまう



辺りが薄闇に包まれる頃、烏瓜の花が咲き始める
種類は、「黄烏瓜」 
秋に、大き目の黄色い実を付ける

夜に咲く花は、闇の中でも目立つように、白っぽい色をしていたり、
強い香りを放ったりする


 この個体は、ここまでしか開かなかった
(枝を切り取ってきたのがマズかったのか?)



烏瓜 自生の様子


 前日に撮ったこれは、
咲き終わったもののようだった
 花の根元が膨らんでいるのは雌花の印

人家付近に生えるものは、
たいてい、刈られてしまうので、
中々、実まで成長するものは無い

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