7/31
過ぎゆく夏

 広がる青空、それは、もう、真夏のものではない。
日が暮れると同時に、すうっと、空気が冷えた。
 夏至から一月半余、既に、日暮れが早くなり始めた。

 ああ、今年の夏が終わったんだな…
ノウゼンカズラの根元では、夏の終わりを告げる花、リコリスが蕾を出した。
 冷夏だろうが、猛暑だろうが、花暦は、ほとんど狂い無く、季節の移ろいを告げる。

 これから冬至までは、気温も、陽差しも、気分も、ひたすら落ちるのみのシーズンか…  


雨上がりの朝は気温も低く、クレオメの花は、萎まず、勢いを保っている


 梅雨明けで出遅れた真夏の花は、
既に退場を待つのみ…か
 真冬の枯れ景色に比べれば、
くどい色のオニユリさえもいとおしい



夏も終わりに近づくと、トンボの羽にも生活疲れが滲み出る


 ヒョウタンは、日ごとに成長する
 庭先では、キツネノカミソリが咲いた

ヒガンバナ科


 シュウメイギクの葉間から、
顔を出したリコリスの蕾

 ヒガンバナ類は、
花と葉が別々に出るから、
蕾は、いつも唐突に出る
開花は週末頃か?

目次へ戻る
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送