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露草

月草のうつろひやすく思へかもあが思ふ人のことも告げ来ぬ

『万葉集』 (大伴坂上家之大娘、大伴宿祢家持に報贈する歌)

「露草で描いたものがすぐに消えてしまうように、あなたは私のことを忘れてしまうのでしょうか?」…ってとこ?
ことと次第によっちゃ、サクサクと忘れてしまったほうが、楽に生きて行けるんだろうな。

 雨は一旦上ったが、天気はすっきりしないまま、日が暮れていった。


道端のあちこちに、ツユクサを見るような季節がやってきた、



草とはいえ、澄んだ青色が綺麗だが、「露草」の名の如し、
花の寿命は、露のように消えてしまう

これの3倍体だったか、4倍体だったか、大きな種類があり、それは「青花」と呼ばれている
かつては、友禅などの下絵を描く染料となっていたらしい


 羽を広げ、体温を上げようとしているシジミ蝶

虫たちは、自分で体温維持が出来ないので、
こうして、微かな陽を浴びて、体温を上げる
 里芋の葉に残る雨粒が、
銀色に輝いた


 夏の花、ノウゼンカズラが開花

くどいようなオレンジ系の花は、
いかにも夏らしい
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