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積雪

　雨戸を叩く雨音は、いつの間にか消えていた。
そして朝、妙に静かだと思えば、外は、銀世界に変わっていた。
　いきなり積雪、多いところで30センチくらい。
暫くは、どこへも行けそうにない。（済ませておいてよかった）

時間は正午頃
どんよりとした空、次から次へと、雪が舞い落ちてくる

	いつもの散歩コースは、深山のようになってる
枯れ木に積もる雪

いつもの道が、別世界へと変わる
（こんな別世界は要らんが）

	寂寥とした景色
除雪車はまだ来ない 通る車も無し　　って、どこの山奥だよ？

坂の上から
夏場は、草に覆われている荒地も、雪に埋もれた

	数日前、数輪の花を付けていた梅の木も、 雪の重みで、枝をしな垂れている
霞む山、雪は降り続く
	谷沿いの桜も、深い眠りについている
生き残りの山茶花、雪直撃

	自宅裏は、こんなになってるし
遭難救助犬？ アナ、なす術無し
	散歩から戻ると、毛に絡んだ雪が、 大きな玉になっていた 引っ張っても取れないので、温シャワーで溶かす
これは、一昨日撮って、忘れていた写真→ 日当たりのいい河川敷のネコヤナギ 　　目次へ戻る