2/15

 昨日は春の嵐、今日は、真冬の嵐が吹き荒れる。
日替わり嵐とは、バラエティに富んではいるが、嬉しくはない。

 降りしきる雪の中、電柱に立ち尽くす鳶一羽。
野生の血も、こんな日には、冬眠したくなるだろう。
 早く、春にならないかな・・・ 


 日中、舞うのみだった雪も、
 近づく日暮れとともに、激しさを増していき、
 覚めかけていた山も、吹雪の中に沈み、
 福寿草も、雪に埋もれて 
 枝をしならせた南天と、


 ピラカンサの紅い実が、
真冬の景色を描く
 やがて、辺りは、白い闇に包まれていく

真冬と違うのは、午後5時を過ぎても、明るいこと


コタツでの、静かなる戦い

アナ「アタシの御飯を取るヤツ! そこ、アタシん席だかんね!」
チビ「座ったモン勝ちだしぃ? 怖いってワケじゃないけど、アンタ、煩いからヤだ」

 最近、チビは、コタツの味をおぼえ、スタスタと入ってきて寝ていることが多い。
残念ながら、夜は外へ出されてしまうが、なんとかしてトイレを教えて、なし崩し的に飼えないかと画策している。
 黒い犬と白い猫のコンビというのは、ビジュ的にもいい。

 私は、猫というモノが嫌いだった。
他所の家で悪さをして、遊びで小動物を殺し、自分勝手で、人には懐かないものだと思っていた。
うちの半野良たちは、人が好きらしく、よく付いて回るし、餌があるせいか、悪さもしない。(イヤ、単に甲斐性が無いのかも?)

 そんなこんなで、私を含め、猫嫌いだった両親も、今は、猫を可愛いと思っている。
金あったら、全部飼えるのになぁ・・・


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