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積雪

 うっすらと積もる雪、昨日の暖かさと打って変わって、真冬の寒さとなった。
身を切るような冷たい風が、洗濯物をはためかせている。
 正午を過ぎても、日陰には、雪が残っていた。

 二月は、「光の春」と呼ばれるけれど、「如月」の語源は、「衣を重ねる」からきているとも云う。
日々、日暮れが遅くなるのを感じてはいるけれど、春は、まだまだ遠い。
 午後一時半、畑の日陰に残る雪
 その、すぐ脇の陽だまりには、
顔を出したばかりのフキノトウが丸まっている


 咲き始めた福寿草も、寒さに凍え、身を縮めている

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