12/23
ロウバイ

 時雨れる空は、紛れもなく冬のものだが、妙に暖かい。
コート無しで散歩に出られるくらいだ。
 だが、雪は、こんな日の直後に降るものだから、油断はできない。
都会ではロマンチックなホワイトクリスマスも、寒地では根雪になりかねない。

 遅くまで葉を付けていたロウバイも、(知人宅のものだが)ようやく花期に入った。
彩りの消えた真冬に、唯一、柔らかな香りを放つ蝋細工の花。
 


ロウバイ (園芸種 ソシンロウバイ 満月)
原種は、花の中が、暗いえんじ色で地味

径3センチほどの花がうつむいて咲く
今年のように落葉が遅れると、花は葉陰に隠れてしまう

知人宅は、開花間際、強引に落葉させたのだとか
(むしり取った、とも言う)


 自然のままでは花の中が見えないので、
おすそ分けの枝を撮影

 戸外ではさほどでも無いが、
室内に持ち込むと、香りの強さが判る
 蕾は、それなりに付くが、
「満開」と、遠目にも判るほどには付かない

 通りすがりに、香りから存在に気付くくらい

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