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県東部

　猛暑が続いている。
夏も終盤、夕暮れが早い。
日が暮れても、鳴き続けるミンミンゼミの声が、耳にこびりついている。

　夕方になると、ワケの解らないイライラと、落ち込みが襲ってくる。
また、この季節がきたのか…（っていうか、この地方じゃ、半年はダウナーだが）

　手が空いたので、動物病院へ出かけた。
今期は、まだフィラリアの薬を飲ませていない。
　（蚊は、私が一手に引き受けているから、感染率は低いと思う）
去年の今頃は、アナの手術後が悪くて、寝たきりだったな。
　
　ついでに、東部へ足を伸ばす。
同じ県内なのに、東部の空の広さは別県のようだ。
　この辺りに移住したら、少しは気が楽になるのだろうか。（無茶苦茶寒地だけど）

積乱雲が連なる稜線

ここは、裏木曽街道 別名「百日紅街道」とも呼ばれる

長い登り坂を過ぎると、道は、一気にくだり、また、緩やかに登っていく
ほんと、北海道の山岳地にそっくりだ

売りの百日紅は、一期の花が済んだ場所も多かったが、
この辺りは、まあまあ咲いている

ノウゼンカズラ　積乱雲添え

道路沿いの石垣に流れるノウゼンカズラ 野生化に近いのか、毎年咲いている

鮮やかな夏が終わる

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