8/12
夕顔

 散歩に出ると、知らない顔に出会う。
そういえば、世間は盆休みなのか…
 このド田舎でも、僅かに人口密度が増えている。

あちこちで猛暑記録が出ているが、時は既に盆、この先は、知れていることだろう。
目に見えて夕暮れが早くなり、日暮れ後の空気の色も変わった。
 昼間は蝉が鳴いているが、夜は、秋の虫が鳴きはじめた。

 盛りを過ぎたヒマワリが、夏の骸のように立ち尽くす。
その傍では、オミナエシが勢力を伸ばし続ける。
 晩夏の夕暮れは、いつも、泣きたくなるほどに淋しい。

 もし、夏の精が居るならば、私も連れて行ってくれまいか。
想いも、記憶も、全て忘れて、人の姿をも捨て去れる世界へ…
 


夏は、いつも、気づかぬうちに去っていく


 遠慮がちだったオミナエシが、
ワサワサと伸びていく
花穂は、花径5ミリほどの小さな花の集合体



ハゲアナも毛が伸び、とってつけたような違和感は少なくなった


 ニラの花

畑に生えているが、うちでは食べたことが無い
いかにも葱科って感じの花だ



載せてはいないが、リコリスは撮り続けている
ヒガンバナ科の短い寿命は、あっというまに通り過ぎてしまう

それにしても、こんなに青っぽい色の花だったか?

夏の夜の花


落日間際、庭の夕顔の花が咲いた
花径10センチほどの大輪




エンジェルストランペット




ヒョウタン
基部が膨らんでいるところを見ると、両方とも雌花かな
先に咲いた花は、既に30センチほどの実になった




初夏から咲き続けたクレオメも、そろそろ、花穂の頂上にたどり着く
雨が降らないので、干からびてきている

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