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センニンソウ(仙人草)とボタンヅル

 空が、青い。
今頃になって、ようやく夏らしい暑さがきたようだ。
少し動いただけで、汗が流れてくる。

 既に、盆休みに入った会社もあるようだ。
向かいの国道が、いつもよりざわついている。
 かくいう私は、もう丸三年も、この狭い地から出られない。

 上を見ればキリが無いが、下を見てもキリがない。
下を見て自分を納得させようとしても、人の欲にはキリというものが無い。
 この現代では、仙人のようには生きられないのだから…

 


樹幹から覗く狭い空でも青い



こうして、わさわさと生えている白い花を、ずっと、仙人草だと思っていたが、



どうやら、コレは別種らしい
といっても同科、「ボタンヅル(牡丹蔓)」というもののようだ



葉の形や色、質感が微妙に違う
こちらのほうが花付きがよく、株全体が白くなるほどだ


 シベが長く、花色は、微かに緑を帯びている


こちらが仙人草

どこの株を見ても、花が少ない
葉は、濃い緑色で、クレマチスに似ている

葉は、個体差があると書いてあったので、
同種だと思っていた


花比較

黄色の囲みが仙人草

どちらもキンポウゲ科



ヤマジノホトトギス


 全体像を撮ろうとしたのだが、
藪に埋もれてしまっている

 白地にエンジ色の班、全く地味な花だ

 花色の鮮やかさは、やっぱ、春夏だね



夕暮れ時、リコリスの花が、妙に青味を帯びていた

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