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立秋

 梅雨明けの遅い年は、夏が短い。
今日は立秋、暦の上ではもう秋だ。
 
 昼間は暑いが、陽が落ちると、急に涼しくなってくる。
目に見えて、日暮れが早くなった。
 気づけば、夕焼けが鮮やかになりつつある。

 一見深緑の木々も、よく見ると、ポツポツと、黄色味を帯びた葉が出て来た。
ここまでくれば、もう秋は近い。
 ヒグラシの鳴き声も、心なしか、切実味を帯びてきた。
一年中で、一番、夏が遠い時期になってしまった。


萩の花



夏からずっと咲いているんだけど、
この時期になると、やたらに目に付くのは、人の先入観からだろうか。



とっくに秋宣言をしているヤツも居る
ヒガンバナ科だけあって、リコリスの花の寿命は短い



クサギの花
臭いから「臭木」って、もう少しなんとかできなかったのか?
そもそも、この花の匂いは『臭い』というより、甘いんだが…

アゲハチョウにも人気が高い花だが、今期は、その蝶自体がほとんど居ない


 雌雄別花種 
←これは雄花

 まず雄花が咲き、
暫く経ってから、雌花が咲く

そうでないと、受粉に間に合わないからだ

秋になると、赤紫の実が生る


 この個体はあまり大きくないが、
普通は、手の届くような高さではない

例の、散歩道際のクサギは、
先日、根元付近から刈られていた

ポツポツと、花が咲き始めていたのに
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