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ヤマブキソウ

 「ヤマブキの花に似ているからヤマブキソウ」とか、
「ヤマブキの花の頃、その傍で咲いているからヤマブキソウ」とか、とってつけたような名前だ。
 
 初めてこの花を見たのは、三年ほど前のこと。
薄暗い林の中、ヤマブキ色の花の群生。
 なんとなく、奇異に感じたのは、その花が4弁だったからだ。

 ネットで調べて、花の名前は判ったけれど、当時は「ケシ科」とは知らなかった。
そういわれて見れば、ケシ科独特の花である。
自生モノは少ないらしい。 どうりで、他で見かけたことが無いワケだ。

 一昨日の外出時、ヤマブキソウを見ようと、某所へ寄った。
そこは、母の実家付近の神社境内である。
子供の頃、祖母宅付近を徘徊(?)した私だが、この花の記憶は無い。
 
 なんせ田舎、昔は、野草=草感覚で、境内の草刈りで刈り取られていたらしい。
その後、誰かの指摘を受け、刈らないようにしたのだとか。 (叔父談) 
無知は、時として、犯罪にも近い。
 こうして、田舎の野草は絶滅危惧種となっていくのだろう。

 この日は、満開の時期ではあったが、曇天の下、花は閉じていた。
で、晴天の今日、再び、そこへ訪れると、木漏れ日の中、金色の花が輝いていた。




 花の造りはともかく、
葉は、ケシ科という雰囲気じゃない




ちなみに、陽の無い時は、こんな感じ↓



 ミヤマハコベ ナデシコ科ハコベ属
白い花は、ハコベを大きくした感じ


 シソ科  ラショウモンカズラ

細かい花の多い紫蘇科にしては、
かなり大型の部類だ

 園芸植物のトレニアに似ている
ニリンソウや、


 ホウチャクソウも咲いている
 ウチの近所のものに比べると、
花が沢山付いている


 ナルコユリ
蕾なのか、 咲いているのか、
よく判らない花だ

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