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レンゲ

　昨夜からの雨は、一応、上がりはしたが、空はどんよりとしている。
時折り、フロントガラスに、小さな雨粒が付く。

　所用で、岐阜市へ出かけた。
途中、道路下に広がるレンゲの花に気づき、農道へ降りた。
　一面のレンゲ・・・子供の頃、見慣れた風景も、化成肥料が主となった今、珍しいものとなった。
日が暮れるまで、レンゲの花の中で遊んだのは、もう、ン年も前のこと。
　あの頃は、自分が、こんな年になることは（生きていれば当然なのだが）思っても見なかった。

一面のレンゲの中には、こうして、白いレンゲがあり、 競って探したものだった

田の左奥には、「関市　百年公園」がある
関市は、刃物が有名
道路側の工場は、貝印　刃物工場

田の中、ひょこひょこと歩く大きな鳥が目に付いた 雄の雉だ 　判りにくいが、右側が頭

レンゲに到達する前、道路際に、青紫の花の群生が見えたので、思わずＵターン

なんと、マツバウンランの群生である

極小の花なのに、ここまで群れると、それなりに綺麗で目立つ
しかし、ここまで増えるのに、何年くらい掛かったのだろうか？
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