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スミレの花咲く頃

 一時の寒気も過ぎ、本格的な春になったようだ。
難を逃れたタムシバが、山肌を白く化粧している。
 緑を帯び始めた木々、「山が笑う」とまではいかないが、「微笑む」くらい。

 道端に、スミレが競い咲く。
薄紫色、すみれ色、その中間色・・・幼い頃、春の訪れが嬉しくて、摘んだものだ。
 大概は、そのまま萎れてしまったから、今思えば、可愛そうなことをしたと思う。


この山は、特別にタムシバが生えている


 国道沿いのコブシも、そろそ終わりを迎え、
花弁が茶色くなっていた。


 山肌に目立つ、明るい紫の花
三つ葉ツツジ
 珍しい花ではないが、
いざ撮ろうとすれば、
中々、手の届くような場所には無くて、

 山の中腹とか、
 こんな崖っぷちとか、そんなんばっかり



道路端のあちこちに、薄紫のスミレの花


 ここのは、とても花立ちがいい株だった
 株の割りに、花が大きい


 僅かな隙間から咲くスミレの花が、
逞しくもあり、気の毒でもある

 俗に言う「菫色」は、この色を指す


 桜が咲いたと思えば、
もう山吹の花が咲いている
明るい山吹色は、日差しを受け、より強く輝く


 クスノキ科 クロモジの花
幹に、文字のような黒い模様があるので「黒文字」
他に「アオモジ(青文字)」というのもあるらしい
 モミジの新芽と花芽(蕾)



ウリカエデの花


 垂れ下がる黄緑色の花は、
トサミズキにも似ているが、かなり小型
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