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カタクリ群生地

 隣町のカタクリ群生地へ出掛けた。
去年は、盗掘の影響か、不作の年だったのか、ほとんど咲いていなかったので、今年は行く気も無かった。
 前回、ついでに寄った時は、まだ一輪しか咲いて無かったし・・・
 
 ところが、この花数!
実から、花が咲くまで7年も掛かるカタクリが、いきなり増えるというのも変だが、
これだけ咲いていて、文句があろう筈は無い。
 惜しむらくは、少しピークを過ぎていたことだが、自然相手にしては上出来だろう。



沢山咲いているんだけど、花が大きくないので、一面のカタクリ色というわけにもいかない






群生地を広く撮ろうとすれば、花が点になってしまうし

花とか撮るには、晴天時より曇りの方が綺麗に撮れるんだけど、
陽を好むカタクリは、悪天候時には閉じているときている



これだけ咲いていても、ギフチョウなんて一匹も居ない

「ギフチョウは、早春に羽化し、カタクリの吸蜜に現れる」というのは伝説なのだろうか?


白いカタクリ

 カタクリの群れの中、一株だけ、白い個体を発見
咲き終わり間近で、色が抜けたんだろうか?

・・・イヤ、違う
花弁の模様は微かに残っているが、シベは白っぽい。
 カタクリの葉は、銅色と緑の斑模様だが、これは、葉の色が白っぽく、模様の色も違う。

 複数の花色を持つ種の場合、葉の色が紫っぽいものは、赤や紫などの花が咲き、
緑っぽいものは、白い花が咲くことが多い。
 
 どうやら、突然変異のアルビノらしい。
小学生の頃から花オタやっているけど、こんなの初めて見たわ!

 寿命間近な花は、花弁の先が萎れてきている
もう二日も早くきていれば、完全な姿を見られたのだが
群れの中の異種か・・・

物心ついた頃から
「変わっている」と言われ続けた身には
なんとなく、他人(他花?)とは思えない


 カタクリの足元には、薄紫のスミレも咲いている



「コブシ街道」を自称する道沿いには、コブシが盛りの時期だが、



数日前の寒気で、咲き始めたばかりの蕾が焼けてしまい、枯れてしまった木も


 蕾が茶色く焼け、秋の枯葉風景のよう

去年の不作に変わり、今年は、表の年なのに・・・



雪を頂く御岳

去年、旧道に、取ってつけたように作った桜名所「峠の桜」の位置から

ふと、この桜を思い出し、行ってみたのだが、桜はまだ蕾も見えず、
どうせここまで来たんだからと、隣町のカタクリを見に行った


 散歩道沿い、枯れた水場に、
葉わさびの花が咲いていた
 絶えるでなく、増えるでもなく、
毎年、一株だけ咲いている



桜が咲いても、まだ肌寒く、二頭はコタツに寄りかかっている
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