桜8 4/17

 町内の主な桜は、ほとんど散り、新芽が出始めている。
一週間もすれば、若葉で覆われるだろう。
 
 山岳地帯では、標高、日当たりなど、僅かな差で、花の時期も変わる。
隣町の入り口の桜は、残り4分ほど。
それから少し奥へ行くと、まだ満開状態を保っていた。
 資金と暇さえあれば、富山辺りまで、桜前線を追って行きたいものだが。


毎年、鯉幟が吊るされる川
無風では、メザシ状態だが、


 少し風が吹けば、鯉が泳ぎ出す

綺麗な水が売りの隣市では、手染めの鯉幟作りが継承されているが、高級な綿地の鯉は、重くて、少々の風では泳がない。
そういう面では、普及型の化繊系の方が「らしい」動きをするのではないだろうか?



前回は、まだ蕾が残っていたこともあり、スカスカ感が強かったが、
今日は、まあそれなりかな?
(今日は、ウチの母の花見である)


 満開になった桜は、もう散り始めている
 そして、次は八重桜の番

満開は、一週間から十日後くらいか?

早く春が来ても、例年並でも、
八重桜が咲く頃には(4月下旬)足並みが揃うものだ


町内某峠の桜

 去年、地区の有志が集い、いきなり出来た(自称)観光名所「嶽見の桜」
週末に、ライトアップが宣伝されていたので、花期が来たと思い、見に出掛けた。

 が、ほとんど咲いていない。 
時期早というより、花付きが超悪い。
私の後から来た車の人も、下の方から木を見上げて、そのまま通り過ぎて行った。
 ダメだ、こりゃ・・・


 枝が高いので、精一杯ズームしても、この程度だが、
花が咲いていないのは判る

 伸び始めた葉の様子からして、
花芽事体が付かなかったと思われる

 

付近には、ヤマエンゴサクらしき花がちらほらと

ここのは、赤紫系の花ばかりだった



しょうがないので、御岳を撮ってお茶を濁すことに



別名「コブシ街道」を自称する道には、コブシが満開だった


峠は今でも難所だった

 昔、よく通った某峠も、新道が出来てからは遠い過去のもの、峠の入り口さえも朧だ。
今日も、入り口を通り過ぎてしまい、トンネルに侵入してしまった。
 Uターン場所は、坂の下、峠のもう片方の入り口まで無い。
 (峠の)頂上へ行くのならば、こちらから入っても変わらないだろう。

 十数年ぶりに通った峠は、「残っているだけ」という感の荒れ模様、道は、とても狭く感じた。
若かりし頃、この峠道で、車を振り回していたのは、ほんとうに私だったのだろうか?
 今となっては、擦れ違い場所を考えるだけでもイヤになる。
 
 そろそろかな? という場所に差し掛かった頃、微かな音と違和感、車体に何かが絡んだような・・・
フェンダー内に、枝でも引っ掛けたかな?
 桜の元に着き、車を確認したが、ふた周りしても、タイヤ付近には何もない。
ひょっとして、腹側?

 予想的中、車体の真ん中付近、排気管の辺りに、50センチほどの枝を引っ掛けていた。
ああ〜 こんなとこかよ・・・
 しょうがないので、地面に張り付くようにしてかがみ込み、車の腹に腕を入れる。
届かない。 ダメだ、本気入れなきゃ!
 
 「オマエ、最低地上高17センチじゃなかったか?」 思わず口に出る。 
もちろん、車から返事があるはずも無い。
 ううっ、いくら小柄な私でも厳しいわ。
 
 放置でありそうな害は、(排気熱で)最悪で発火くらい? ・・・って、マズいよ、それ。
無理やりカラダを突っ込んで、枝先を引いても取れない。
 って、この位置だと、右側から潜った方が近い気がするが、今更やり直すのもイヤだ。

 更にカラダを入れる。 胸が地面をこする。 マジ、ギリギリだよ・・・
くそーっ、他の車だったら、絶対、こんなことまでしないからな!
 努力の甲斐あって、枝は取れた。 やれやれ・・・・

 苦労して(車から)カラダを引き抜くと、母は、のん気に、彼方の御岳を眺めていた。
まあ、作業の間、通りかかる人(車)が無かったのは救いと言えよう。
ミススカで車の腹に潜る女・・・普通にアブない人にしか見えない。
 
 後に計って見ると、やはり、最低地上高17センチだった。 よく入ったよ。
三段腹でも、骨格が細くて良かった・・・か?

 ちなみに、峠の桜は、峠の中ほどではなく、大幅にこちら寄りだった。
もう、あんなところは通らん!

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